硝子体注射について
新しい網膜治療である硝子体注射を行っております。硝子体注射とは、黄斑変性症の原因物質の一つであるVEGF(血管内皮増殖因子)の働きを抑える作用を持つ抗VEGF薬「(ルセンティス、アイリーアなど)を眼に注入します。
眼の中に注入することで新生血管の成長を抑え、新生血管からの滲出液や出血を止めることにより症状を改善します。
適応疾患
- 近視性黄斑症
- 加齢黄斑変性症
- 網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫
- 糖尿病黄斑症による黄斑浮腫
以上の疾患によって網膜の中心部である黄斑が障害されるので、視野の真ん中が影響を受けます。
進行するとものがゆがんでみえたり、見たいものが見えなくなったり、重い視力障害を生じます。
治療の実際と注意事項
この治療で最も注意すべきことは、感染症(目の中に菌が入ること)です。注射は手術室の中で行います。注射前に眼球とその周囲の皮膚を消毒してから、抗VEGF薬を眼球の中に(硝子体)に注射します。
注射の頻度と回数は、病期の状態によってさまざまです。導入期を1回だけ注射する場合もあれば、約4~6週間ごとに、約2~4回の注射をおこなうこともあります。
点眼消毒・麻酔
注射
治療費
保険治療ですが一回の注射は、
- 3割負担 約25,000~54,500円
- 1割負担 約10,000~18,000円
使用する薬剤によって費用が異なります。
高額療養費制度が適応される場合がありますので、詳細は受付にお尋ねください。

